こんにちは。
管理栄養士の北村絵梨子です。
昼ごはんの後、眠くて仕事がはかどらなかったり、昼からの会議で集中できないといった経験はありませんか?
実は、昼間の眠気を解消するのには朝食を見直す必要があったのです。
今日は管理栄養士である私のおすすめの朝食メニューについて書いていきます。
もくじ
菓子パンがやめられなかった理由とは?
私は4年ほど前まで27年間、朝食に菓子パンを食べていました。
高校生の頃にはメロンパンにはまり、毎日さまざまなメロンパンを食べていたものです。
もともと甘いものが好きで、朝から生クリームこってりのパンを食べても平気でした。
朝食はパンと牛乳のみでしたので、いわゆる主食・主菜・副菜のそろった「ちゃんとした朝食」は食べていません。
もちろん、学校などでも話は聞いていたので、良くないことは知っていました。
他人に朝食の話は、恥ずかしくてできませんでした。
そんな思いを持ちながらも、やめることはありませんでした。
一番大きな理由としては、特に問題に気がついていなかったこと。
朝食にパンを食べる生活しか知らなかったので、パンが良くないと言われても何も響きませんでした。
そんな私が、どうして菓子パンをやめることができたのでしょうか。
昼間の眠気対策にはパン食よりもご飯食
結論から申し上げますと、朝食はご飯食がおすすめです。
パン食をご飯食に変えることで、仕事のパフォーマンスが上がりました。
大きなポイントとしては、眠気がなくなったことです。
以前、弁当給食施設に勤めていたのですが、昼食に間に合わせるための会社のスケジュールに合わせて毎日、朝早く出勤していました。
たまに1時間早く出勤しなければならないことも…
一日の流れとしては基本的に朝は現場仕事、午後は事務作業。
事務作業といってももちろんパソコンに向かって仕事をすることもありますが、実際にはメニューを考えたりと意外と頭を使うことも多かったのです。
なので、頭が働かず、ロッカーに行って少しだけ寝ていたことも。
また、会議はすべて昼からであったため、眠い目をこすりながら話を聞いていたこともありました。
そんな時、とあるセミナーで、菓子パンをご飯に変えることでのメリットについて話を聞く機会がありました。
中でも一番驚いたのは、
ということでした。
日頃から昼間の眠気に悩まされてきた私は、半信半疑で取り組んでみました。
まずは週末、そして平日とステップアップしながらご飯を食べる習慣を身につけてきました。
すると、何日か試しているうちに少しずつ眠気がなくなってきたのです。
眠気対策と血糖コントロールの関係~野菜を先に食べること~
菓子パンでしたら単品でも問題はないのですが(エネルギーも高いですし、脂質もたっぷり含まれているので)、さすがにご飯のみでは物足りないので、私は味噌汁を一緒に食べています。
味噌汁から先に食べること(野菜から先に食べること)で、急激な血糖値の上昇を抑えることに繋がります。
実は、血糖値が急激に上がる際に眠気を感じるといわれています。
味噌汁を追加することで、血糖値のコントロールにつながるのですね。
眠気対策におすすめ朝食メニューはご飯と味噌汁
つまり、仕事のパフォーマンスを上げる朝食としては、朝食はご飯食がおすすめです。
まずは、休日からでもご飯に変えてみてください。
でも、今までの習慣を変えることは難しいですよね。
用意するのも大変です。
私は、前日の残りのご飯とフリーズドライの味噌汁を使用しています。
準備自体は5分ほどで終わります。
習慣を変えるには、自分ができることから始めるのが大事です。
お気に入りのやり方を見つけて気持ちよく仕事に取り組みましょう。