こんにちは。
管理栄養士の北村絵梨子です。
現在、私は「セミナーコンテストオフィシャルサポーター」として活動をしています。
「セミナーコンテスト」とは、
セミナー講師の甲子園「セミナーコンテスト」とは、セミナー講師を目指す人を対象に、自分の体験をもとにオリジナルセミナーを作り、1人10分で発表し順位を競いあうイベントです。
実は3年前、「セミナーコンテスト」(略してセミコン)に出場していました。
いろいろあって離れていたのですが、今回サポーターとしてカムバックすることに。
出場したときの気持ち、離れていたときのこと、どうしてサポーターとして戻ってきたのかを書いていきます。
もくじ
「セミナーコンテスト」との出会い
セミコンというものは何となく知っていました。
周りに出場した人もいましたし、話自体は耳にしていました。
2016年に、会社を退職することが決まっていました。
フリーランスとして準備する中で、講師業も視野に入れていたということ(すでにモデルスクールでの講師としては、登壇していました)、大学生の頃、教授に「話すのがうまい」言われたこともあり、
と調子に乗ってしまったのです。
今の自分の力はどれくらいなのか。試してみたくなり、2016年2月27日の「第30回セミナーコンテスト大阪」に出場することに決めたのです。
「セミナーコンテスト」対策講座で初めてぶつかった壁
セミコンに出場するに当たり、セミナーの作り方や話し方を学ぶ対策講座を受講する必要があります。同じくコンテストに出る同期の方や、サポーターと一緒に話を聞くのです。
私は1回目の対策講座は法事のため参加できず、2回目の講座直前にマンツーマンで話を聞くことになったのですが、当時感じたことは、
ということでした。
一番私を悩ませたのは、
「誰を救えるか」
ということを考えてセミナーを作ることでした。
講座の中で、初めて壁にぶち当たったのです。
10分間のセミナーの中で、何を話していいのかもわからないし、誰かを救いたいということも今まで考えてきませんでした。
サポーターの皆さんにアドバイスも受けながらずっと悩みました。ですが、自分ができることは何なのか、最後まで見つかりませんでした。
「セミナーコンテスト」当日、発表には間に合ったが…?
70名の前で話す貴重な経験
何を話せばいいのか迷走している中でも、本番の日は迎えることになります。当日は慌ただしく過ぎていきました。
セミコンの発表順は当日のくじ引きで決まり、自分が発表する瞬間まではわかりません。
発表はまさかの最後だったので、終始緊張しぱなしだったのを覚えています。
本番では70名の前で話すという貴重な経験をさせていただきました。この経験は今の活動に通じています。
本気でやりきったのか?
ただ、10分間のセミナーにすべての力を注ぎ込めたわけではありませんでした。いわゆる不完全燃焼です。
セミナーのテーマは「ご飯食のすすめ」。私自身が実践しているテーマで話をしたのですが、自信を持って伝えることが出来ませんでした。
本番で自分の力を発揮できなかったこと、自分自身を見つめることに対してしんどさを感じてしまったこともあり、疲れ切ってしまいました。
セミコン卒業生はサポーターとして活動ができます。ですが、もう戻りたくない、二度とやりたくない、関わりたくないという思いから、「家も遠いし、時間もないし…。」というある意味言い訳をして、離れることにしたのです。
セミコンに出た自分を思い出すことは、ほとんどありませんでした。プロフィールシートなどには実績として書いてはいたのですが、「何これ?」と聞かれたときに答えるのみで、自分から自信を持って話すことはありませんでした。
自分の中で、もしかしたら消したい過去になっていたのかもしれません。
「セミナーコンテスト」から3年、再び関わることになった理由とは?
その後、3年が経ちました。
3年間の中で自分自身も様々な経験を積み、出来ることも増えてきました。
セミコンについてはSNSなどで情報が流れてくる程度でしたが、2019年のセミコングランプリで同期が司会、先輩管理栄養士がコメンテーターをすることを知りました。
知り合いが出ているということ、京都での開催ということで、セミコングランプリを見に行くことにしました。
3年ぶりに感じたセミコンの空気は心地いいものでした。講師と観客との一体感を感じることが出来ました。
気持ちよさを感じる中で、ある思いが私の中に湧き上がってきました。
思いは湧き上がってきたのですが、具体的に何をすればいいのかわからず、時間は過ぎていきました。
するとSNSでセミコンサポーターの募集記事が流れてきたのです。
セミコンサポーターの募集要項の一つに「セミコンに出場したこと」というのがあります。
その場ですぐに申し込みました。ほぼ直感です。
3年ぶりにサポーターとしてセミコンに携わることに決めたのです。
「セミナーコンテストオフィシャルサポーター」の活動を通じて感じること
セミナー講師としての本質的なことへの気付き
セミコンサポーターは、コンテスト出場者と一緒にセミコンに向けての対策講座を受けることが出来ます。なので、3年前に一度聞いた話ではあるのですが、得るものが全く違いました。
セミナーに対して、講師という仕事に対して、本質的なことに気が付かせてくれました。
出場したときは、ただセミナーを期日内に完成させることしか考えていませんでした。自分自身のことでいっぱいいっぱいでした。
対策講座を受けたり、出場者やサポーターと関わる中で、出場したことに対して満足できていなかったこと、セミコンに対して情熱を持って取り組めていなかったことを改めて感じました。
本気で自分自身と向き合っていなかったのです。
セミコンの記憶に蓋をしたのは、本気になれていなかったからなのだと気が付きました。
サポーターの活動を通じて、今後の活動に
今回、サポーターとして関わることに対して、とてもワクワクしています。小さなことでもいいので、自分自身が出来ること、得意なことを活かしてセミコンに本気で関わっていきたいです。
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